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<後編>【サッカーxラグビー】 越境スペシャル鼎談 子どもをトップアスリートへと成長させた「育成論」

PROFILE

ななみ・ひろし

元サッカー日本代表。1972年生まれ、静岡県出身。 大学卒業後、ジュビロ磐田に入団し黄金期を築いた。 フランスW杯で10番を背負うなど、長らく日本代表も支えた。引退後は、テレビ出演やジュビロ磐田の監督を務めるなど幅広く活躍。1男3女の父。

みずぬま・たかし

元サッカー日本代表。1960年生まれ、埼玉県出身。 浦和南高校で全国高校選手権で優勝を果たし、法政大学を経て、日産自動車に入社。日本リーグではアシスト王に輝く。Jリーグ発足後は横浜マリノスでプレー、日本代表としても活躍(国際Aマッチ出場32試合、7得点)。引退後は横浜F・マリノスの監督、コーチも歴任。現在は、解説者として国内外問わず、多くの試合を担当している。息子の宏太もJリーガーとして活躍中。

きよみや・かつゆき

1967年生まれ、大阪府出身。大阪府立茨田高校で全国大会に出場。高校日本代表にも選出される。早稲田大学では主将として大学選手権で優勝。大学卒業後、サントリーラグビー部に入部し中心選手として活躍した。引退後は、早稲田大学ラグビー蹴球部、サントリーラグビー部、ヤマハ発動機ラグビー部の監督を歴任。 監督退任後の2019年6月、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長に就任した。長男はプロ野球選手・清宮幸太郎。

 

元サッカー日本代表の名波浩さんをホストに、さまざまな競技のトップアスリートを迎えて「スポーツが育むチカラ」を解き明かす越境クロストーク。今回のゲストは元サッカー日本代表でサッカー解説者の水沼貴史さん、ラグビー界の名将・清宮克幸さんです。ともに現役引退後は指導者として数多くの結果を残しながら、親として、ご自身のお子さんをプロ選手に育て上げました。そんなお2人が考える「人を育てる」ために必要なことは? 後編は「複数の競技に触れることの重要性」のテーマから始まります。

 

チャレンジすることの重要性
親とのコミュニケーションが子どもを伸ばす

名波 清宮さんは過去に取材させてもらった時に、「スポーツの複合施設がその地域にないとダメだ」というようなことを言っていたじゃないですか。その考えは変わっていないと思うんですけど、そんな施設や環境があったら、お子さんの育ち方やスポーツに対する考え方というのは変わってくるんですかね。

清宮 まあ、合ったものが見つけやすいかなとは思います。あとは、スポーツには色があるじゃないですか。その違いを経験して、自分がどの色がいいかというのを選ぶことができる、ということはあると思います。そういう意味では、ラグビーと野球って両極端なんですよね。管理されてやる野球と、自分で見つけて決めていくラグビー。そういうものを経験できたのは良かったかなと思います

名波 なるほど。水沼さんも先ほど仰っていましたが、娘さんが個人競技、宏太(横浜F・マリノス)くんは団体競技ということですよね。そういう二極化というのは両方経験した方がいいと思われますか。

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