PROFILE
- 名波浩(元サッカー日本代表)
- 1972年生まれ、静岡県出身。 大学卒業後、ジュビロ磐田に入団し黄金期を築いた。 フランスW杯で10番を背負うなど、長らく日本代表も支えた。引退後は、テレビ出演やジュビロ磐田の監督を務めるなど幅広く活躍。1男3女の父。
- 佐藤寿人(元サッカー日本代表)
- 1982年生まれ、埼玉県出身。2012年にサンフレッチェ広島をリーグ初優勝へ導く原動力となり、その年JリーグMVPとJリーグ得点王を獲得。通算J1リーグ得点数は歴代2位。 2020年シーズン限りでの現役引退を発表した。3男の父。
元サッカー日本代表の佐藤寿人さんの連載イベントがいよいよスタート! 記念すべき第1回のゲストは、SPODUCATIONにて過去6回の連載イベントのMCを務めた名波浩さんです。昨年、惜しまれながらも21年間の現役生活にピリオドを打った佐藤寿人さんは、引退後は、指導者として育成の道に進む意気込みを示しています。現役時代は日本を代表するストライカー、司令塔としてチームを牽引してきたお二人が考えるリーダーシップ論とは?
目次
監督とキャプテンの視点
「6・2・2の法則」とは?
――それではゲストをお招きしたいと思います。元サッカー日本代表、名波浩さんと佐藤寿人さんです。よろしくお願いします!
佐藤 よろしくお願いします。
名波 よろしくお願いします。
――今日は、リーダーシップに求められる資質、というところで。まさにお二人はチームのリーダー的な存在のイメージが強いと思います。まず名波さん、実際に監督という立場がリーダーにはまるものなのか、そのあたりはどうお考えですか。
名波 このテーマでいくと大枠というか、外枠だとは思いますが、責任のある立場と考えると、メンバーをガラッと変えるとか、システムを前監督から変えてしまうとか、トレーニングのやり方から時間設定まで、ありとあらゆるものをコントロールするという意味で、監督というのは間違いなくリーダーシップをとらなければならない立場だとは思いますね。
――その時に、一番意識していることは?
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