「ボールを蹴った瞬間から学びは始まっている」 世界的ストライカーが重要視する幼少期の育み。 ダビド・ビジャ

PROFILE

David VILLA Sánchez
1981年12月3日生まれ、スペイン北部アストゥリアス州ラングレオ出身。地元スポルティング・ヒホンのBチーム(3部リーグ)でプロデビュー。10季連続で2桁得点の安定した活躍で、2010年にバルセロナへと加入し、数々のタイトル獲得に貢献。8タイトルを掲げた。スペイン代表として通算98試合59ゴールの数字を残し、EURO2008と2010年W杯南アフリカ大会で優勝。キャリア後半はオーストラリア、ニューヨークなど海外に活躍の場を移し、2019年にヴィッセル神戸で現役を引退。サッカースクール『DV7 SOCCER ACADEMY』を母国スペインやアメリカなどで展開。日本でも東京、千葉、神奈川で3校のスクールを開校している。

スペイン代表歴代最多得点の記録を持ち、日本のヴィッセル神戸でもプレーしたダビド・ビジャ。現在は世界7カ国で展開されているサッカーアカデミー「DV7」を主宰している。世界の最前線で戦ってきた稀代のストライカーは、なぜ現役を引退した今、育成に心血を注いでいるのか? ビジャが考える「スポーツが育むチカラ」とは? 

逆境は必ず訪れるものであり、乗り越えなければならないこと

ーー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。ビジャさんにスポーツが育む人間性の成長についての考えを聞かせていただきたいと思います。ビジャさんは「クラブのアカデミーの大半の選手はプロになれない。それより私はサッカーを通した素晴らしい経験、良い成長プロセスを提供したい」とおっしゃっています。

「そうですね。今言われたように、クラブのアカデミーに所属するほとんどの選手はプロになれません。プロになれるのはほんの一握り。とても厳しい現実があります。だからこそ、アカデミーのプロセスのなかある教えがとても大切なのです。サッカーを教えるということ以上に、サッカーを通じての教育や、人生の学び方、仲間意識、競争を教えることがとても大切なのだと思っています。なぜなら、繰り返しになりますが、全員がプロになれるわけではないからです。私が『DV7 SOCCER ACADEMY』で子ども達に期待していることは、プロになってほしいということ以上に、このアカデミーでスポーツを通じ様々なことを経験し学んでほしいということなんです」

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