投手陣充実のソフトバンク=雪辱期す巨人―プロ野球・日本シリーズ

 プロ野球の日本シリーズ(7試合制)は21日、京セラドーム大阪で開幕する。パ・リーグを3年ぶりに制したソフトバンクは4連覇を目指し、セ・リーグ王者の巨人は8年ぶりの日本一を狙う。ソフトバンクの前身、南海とダイエー時代を含めてホークスとジャイアンツの対戦は2年連続で通算12度目。

 ソフトバンクの強みは今季防御率が12球団唯一の2点台(2.92)を誇る投手陣。東浜が右肩のコンディション不良で出場資格選手から外れたが、千賀、石川、ムーア、和田、バンデンハークと先発はレベルが高い。ロング救援ができる武田や笠谷が「第2先発」として控えれば、先発の調子次第で早めの継投も可能になる。前半にリードを奪って先行逃げ切りに持っていけるか。

 打線は1番の周東が出塁して好機で中軸に回したい。今年はセ・リーグの本拠地でもDH制を採用することになり、シーズン中はDHでの出場が多いデスパイネの起用に悩む必要がなくなった。普段通りの布陣で臨めるのは大きい。

 巨人は第1戦先発が確実なエース菅野で初戦を取って勢いに乗りたい。昨年は状態が万全でなかったが、今季は開幕13連勝を飾るなど安定感が際立つ。2戦目以降は今村、サンチェスと続く。救援では抑えのデラロサにいかにつなぐかがポイント。左脇腹を痛めていた左の中川が間に合ったのは心強い。

 攻撃陣は昨年抑えられた中軸が機能しないと厳しい。本塁打、打点で2冠の岡本、通算2000安打を達成した坂本、この5年間で4度目のシリーズ出場となる丸が本来の力を出せるか。勝負強いベテラン亀井の1軍合流は好材料。機動力では、増田大ら俊足の選手が強肩の甲斐を相手に盗塁を成功させれば攻め手が増える。

【時事通信社】

〔写真説明〕打撃練習する巨人の岡本(奥)=19日、京セラドーム

 

〔写真説明〕打撃練習する巨人の坂本=19日、京セラドーム

 

〔写真説明〕パ・リーグのCSロッテ戦で力投するソフトバンクの千賀=14日、ペイペイドーム

0

記事に対するコメント

関連記事