選抜大会、有観客で開催準備=21世紀枠を1校増やし4校に―日本高校野球連盟

 日本高校野球連盟は13日、第93回選抜大会(3月19日開幕、甲子園球場)の運営委員会を開き、観客を入れた開催に向け準備する方針を示した。小倉好正事務局長は「昨年は選抜と選手権大会を中止し、今年こそはという思いがある。何とか大会ができればということで準備している」と語った。

 入場者数の上限は政府の大規模イベントに関する指針に沿って検討する。入場者を把握したり席を求める行列を防いだりするため、チケットは全席指定で前売りのみ。アルプス席は学校関係者だけの入場とし、観客数の制限、感染対策費を踏まえ入場料を値上げする。

 開会式は全出場校がそろう形にせず、開幕前の甲子園練習は行わない。ベンチの消毒などのため各試合の間隔は40分。出場校の準備期間確保を目的に、3月12日に予定されていた組み合わせ抽選会を2月23日に前倒ししてリモートか代理で行う。

 昨秋の明治神宮大会中止で取り扱いが検討されていた「神宮大会枠」は、21世紀枠を1校増やし4校にすることで対応。入場行進曲は、中止となった昨年の第92回大会で使う予定だった「パプリカ」とする。同じ曲の採用で「復活」のメッセージ性を持たせたという。

 甲子園球場のある兵庫県も政府の緊急事態宣言対象になるなど状況は流動的で、小倉事務局長は「感染状況を見ながら政府の指針に従い、専門家のご指導を仰いで最終的な判断をする」と話した。

【時事通信社】

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