オリックス、阪神の選手ら黙とう=「忘れてはいけない一日」―プロ野球

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 阪神大震災から26年となった17日、プロ野球オリックスの選手、スタッフら約60人が大阪市内の球団施設で震災時に本拠地としていた神戸の方を向き、黙とうをささげた。選手時代に神戸の寮で被災した平井正史育成コーチは「経験したことのない揺れ。その時の光景は鮮明に覚えている。(今後も)忘れてはいけない一日にしないと」と語った。

 震災があった1995年のオリックスは「がんばろうKOBE」を合言葉にリーグ優勝。この年、抑えとして大活躍した平井コーチは「徐々に(ファンが)観客席に戻ってくれているのを感じた。自分に勇気を与えてくれた」と振り返った。

 阪神は兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で選手や球団関係者約50人が黙とうした。藤原崇起オーナー兼社長は「震災はいつ起こるか分からない。今はコロナという思いもよらないことも起きている。同じようにみんなで支え合うことが大事」と話した。

【時事通信社】

〔写真説明〕阪神大震災から26年となり、黙とうするプロ野球オリックスの(左から)湊通夫球団社長、福良淳一GMと選手ら=17日正午、大阪市のオセアンバファローズスタジアム舞洲(代表撮影)

 

〔写真説明〕阪神大震災から26年を迎え、黙とうをささげる阪神の藤原崇起オーナー兼社長(左から3人目)ら球団関係者や選手たち=17日午前、兵庫県西宮市(球団提供)

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