COLUMN

【#03】
バスケに見るチームの関係性とデータ活用
-前編-

個々の性格診断から人間関係を科学的に分析し、最適な組織編成・開発に応用する『FFS理論』にて、数多の組織・人材の活性化を支援してきた古野俊幸氏。この理論をもとに人気漫画の登場人物を題材に解説した『ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型』を上梓し、注目を集めている。企業だけでなくプロ、大学スポーツの組織編成も支援してきたエキスパートが、FFS理論をベースにスポーツから日常に応用できる自己分析、チーム編成の考え方を連載形式でお届けする。

 

交代自由のスポーツで問われるベンチワーク

 チームスポーツの中で、一試合のなかで交代選手が出たり入ったりと何度も繰り返せるスポーツと、数名を一度しか入れ替えができないスポーツがあります。前者はバスケットボールやハンドボールであり、後者はサッカーや野球になります。アメリカンフットボールは、そもそも「選手を入れ替える」という概念ではなく、プレーの戦術毎に「チームを変える」という発想です。一番わかりやすいのはキッキングチームですね。ほぼ完全に入れ替えるのですから。

 『点を取る/取られる』というゲーム展開の中で、「入れ替えられる」となれば、誰を出して、誰を引っ込めるかのタイミングがポイントとなります。ゲームの流れを変えたり、維持するための選手交代が勝利に繋がるためベンチワークが重要になります。もちろん、入れ替えができないスポーツも「選手交代」は重要な切り札ですが、その日一度きりなので、ラッキー/アンラッキーの要素も加わります。“交代自由”は、「ゲーム中での修正が利く」ことで、よりベンチワークが問われるのです。

 

どの組み合わせが「プラスかマイナスか」を突き止める

 これまでいろいろとご縁のあったバスケットボールで、チーム力やコーチ力を考えていきたいと思います。

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