SPODUCATOR
SPODUCATOR-
“SPODUCATOR
(スポデュケーター)とは”スポーツには「人を育むチカラがある」という考えに賛同された
スポーツ界やビジネス界で活躍される方々。
社会で生き抜くために必要な要素をスポーツから学べることは何か、
スポーツを取り組むことから成長していくためのヒントを
どのように見つけていくことができるのかなど、
その価値を一緒に探し、見出していく活動を行っていきます
公園で立ち話しをする感覚で
いろいろな情報交換ができるのがいい
SPODUCATION には、子どもがスポーツをしている親御さんたちの悩みを解決するエッセンスが揃っていると思うので、それを参考にしながら自分の考えに当てはめてみて、お子さんに落とし込んでく――そんな活用ができると思います。親御さんたちが公園で立ち話しているような、いろいろな情報交換ができるのもいいなと思いますね。
トップアスリートのオンリーワン体験から
自分に合ったヒントを見出してほしい
僕はSPODUCATIONでインタビュアーを担うわけですが、各競技のトップアスリートたちが、これまで語ることのなかった話を引き出していきたいと思っています。トップアスリートまで上りつめた人には、失敗談や成功体験も含めて、一般の人がやっていないようなオンリーワンの境遇や体験があるからです。人とは違う悩み、不安や問題、家族のこと、全部をさらけ出しながらトップになっているわけです。そういう人の話は、親御さんにとって、たとえ自分の子育てに置き変えられなかったとしても、ヒントになったり、前を向ける要素になるのではないでしょうか。子どもたち、親御さんが『スポーツの持つ力』を感じながら共に成長していっていただき、僕自身もSPODUCATIONの活動を通して成長させてもらえたらと思います。
スポーツは大事だけどすべてじゃない
僕は人生を表現する一つの手段がスポーツだと思っています。だからアスリートを引退しても、違った立場からその素晴らしさを伝える方法を考えます。例えばこのSPODUCATIONのイベントに出ることで伝えられることもあるし、スポーツが広まるきっかけはたくさんあります。そういう軸をちゃんと持てるかが大事なのではないでしょうか。スポーツは大事だけど全てじゃない。2012年から2015年、ラグビー日本代表を憧れの存在にしたいと思っていました。そのために勝とうと。その目標は僕の人生でまだまだ続いています。目標ってなくならないんですよ。
自分で考え実行する努力は尊い
私は柔道を通して子ども達に成長の道筋を示してあげたいと思っています。一つの小さな目標を達成するために自分で考え、実行する努力は尊いものです。「こうなりたい」という目標に向かって、段階を踏み、成長を促すのに、スポーツは最適だと考えます。スポーツを通して挫折もするでしょうし、悔しい思いもするでしょう。しかし、一番大切なのは、失敗したときにどういう対策を練って立ち直ることができるかです。試合に負けた後の態度や振る舞いといった「敗者として学ぶべきこと」、勝利しても相手を思いやることができる「勝者として学ぶべきこと」を幼い時から教育として教える。これらの経験があるかないかで、今後の人生は大きく変わると思います。
大事なのは「指導」するのではなく「導いてあげる」こと
考えるチカラとは抽象的でいて、すごく深い言葉だと思います。指導者として表面的には考えていないようでいて、実は選手のことをすごく考えている。それは選手に伝わります。指導者の方は「指導」するのではなく「導いてあげる」ことが大事だと思います。サッカーをずっとやってきて、トップにいる選手はみんな「考えること」ができる選手たちです。このSPODUCATIONに参加した指導者の方の教え子が、いずれサッカー日本代表で僕と一緒にプレーできる日がこれば嬉しいです。一緒に頑張りましょう。
スポーツを通じて子どもたちに幸せになってもらいたい
“スポーツ×教育”は、素晴らしいテーマだと思います。スポーツは、人格形成や子どもたちの健全な育成などいろんな価値を持っています。スポーツの価値がもっと認められて広まっていけばいいなと思っていたので、ぜひ応援させていただきたいですね。フェンシング協会が掲げている『アスリート・フューチャー・ファースト』がすごく好きで、わたしも子どもたちの未来をまず考えるべきだと思っています。スポーツを通じてたくさんの子どもたちに幸せになってもらいたいですね。
一人でも多くの方の悩みが解決できるように
ビジネスとスポーツで似ているところがあると思います。人間関係が上手く構築できないと、人は組織内での達成度や満足度が下がる傾向にあります。スポーツでもビジネスでも、本業とは関係のない部分でモチベーションが低下し、成果を下げることがないよう、私は今広島大学大学院でスポーツ心理学と社会心理学の研究を進めています。SPODUCATORとして、一人でも多くの方の悩みが解消できるように、発信を続けていければと思っています。
SPODUCATIONが皆さんのヒントになる場に
スポーツをやってきたからこそ、いろんなことを学ぶ機会を得ることができました。僕は、生涯スポーツを続けるつもりです。スポーツをやることで幼少期に学べることと、大人になって学べることもあると思います。SPODUCATIONが、少しでも皆さんのヒントになる場になればいいですし、また僕も参加させてもらえたら嬉しいですね。
心の底から一生懸命になれることを見つけてほしい
物の価値がすごいスピードで変わってきている現代社会で、人が試されることは共感や人を思いやる気持ちだと思います。そして、それはスポーツから一番学べると思います。子どもが心の底から一生懸命になれることを見つるのはすごく大事なことで、子どもを支える親もスポーツから学ぶことはたくさんあります。多くの情報を得て、それをどうアウトプットするかはみなさん自身です。僕はスポーツに育てられたと思うし、スポーツを通してこれからもみなさんのお役に立てることができればと思っています。
努力は当たり前ではなく尊いこと
努力することは当たり前ではなく、尊いことです。当たり前に頑張らせる、頑張るではなくて、楽しみながら頑張ることが、いつの間にか努力することにつながると思います。指導者と選手がコミュニケーションを重ねながら、一緒に目指しているところに向かって歩んでいっていただきたいと思います。
スポーツの学びはビジネスにも置き換えられる
自らの能力を最大限発揮するセルフプロデュース力とポジショニング戦略、攻守の切り替えによる素早い判断力、組織を率いるマネジメント力など、スポーツの学びはビジネスにも置き換えることができます。
そんなスポーツの持つチカラを、みなさんと一緒に考え、たくさんの方に伝えていければと思っています。
スポーツで培ったのは努力し続けるチカラ
ホッケーは団体スポーツで、自分一人でどうにかできるものではありません。皆のチカラが合わさって大きなチカラが生まれるのを、今まで何度も体感してきました。一つの目標に全員が向かって、その先にある素晴らしい喜びも、スポーツを通して経験できたと思います。目標を設定してそれに向かっていく、努力し続けるチカラというのはスポーツをやってきたからこそ身についたと思います。今後、現役を引退して違うことをやることになっても、きっとそのチカラが役に立つんじゃないかと思います。
アスリートたるもの挑戦こそ人生
子どものときに初めてボールが曲がった瞬間の喜びは今でも覚えています。大人になってその嬉しさを言語化すると、「成長した喜びを実感できたから」だと分かりました。成長が嬉しいから、それに向かって挑戦する。挑戦して失敗しようが全てが成長につながります。人生における全ての挑戦が、成長するためにあるんです。それが理解できれば、立ち止まっても、転んでも、歩き続けることができる。アスリートは幼少期からこのマインドを磨いているスペシャリスト。その強みを活かしてほしいですね。
指導者として、親として、
自分の体験談を多くの方に伝えたい
SPODUCATIONはとても素晴らしい取り組みだと思います。指導者として、そして親として、子どもの育成に携わってきた自分の体験談などを多くの方々にお伝えしていければと思っています。これからこの活動をみなさんと一緒に広げていきたいですね。
短所とは他人が言うことにすぎない
生まれつきカラダが小さかったからこそ、プロゴルファーとして「考える」という能力を与えてもらったと思います。短所とは他人が言うことであって、自分が考えることではないと思います。ドライバーで同じ飛距離を飛ばしても、カラダが小さい方が目立つ、など僕は得だと考えてやってきました。捉え方次第なんです。自分の中での強み・弱みをしっかり見つめることができれば、ちょっと苦しい時間も楽しく思えるようになると思います。
スポーツにはさまざまな能力を育むチカラがある
スポーツにはさまざまな能力を育むチカラがあり、僕は逆境に立ち向かうチカラを養ったと思っています。スポーツを“楽しむ”段階であれば、集中力が上がり、応用力を持ち、考えるチカラが身に付くと思います。これが発展して“競技”に変わると、自分の思うようにいかない理不尽な状況にも遭遇し、それが実力社会の中でも戦っていける心の強さ、メンタルの強さを養うことにつながっていくのだと思っています。SPODUCATIONでは、私自身の経験からスポーツの持つ価値、そしてスポーツが持つチカラを皆さんに伝えていければと思っています。
スポーツには力がある!
コロナ禍の中、スポーツがない生活、スポーツのない世界は、本当につまらなかったです。スポーツには力があると思うので、皆さんで助け合いながらSPODUCATIONという取り組みもやっていってほしいと思います。