COLUMN

【#02】
コーチの視点で考える
「相手のエキスパートは相手」
―後編―

日本で最初に「コーチング」を持ち込んだ日本最大のコーチングファーム「コーチ・エィ」の代表を務める鈴木義幸氏。ダイバーシティ(多様性)、課題の複雑化、イノベーションの必要性が求められる現代社会において、人の主体性に働きかけるアプローチは必要不可欠だ。これまで200人を超える経営者のエグゼクティブ・コーチングを行い、企業の組織変革を行ってきたコーチングのスペシャリストが、スポーツの領域を例に、日常で活用できるコーチング・スキルを連載形式でお届けする。

 

前編はコチラ>

 

問題は、何が問題かがわからないこと

 ほとんどの問題は、問題が何かがわからないことが問題なのであって、それが特定できてしまえば、解決することはそれほど難しくはないのです。選手自身が問題を特定できていないにもかかわらず、コーチが自分の方法論だけで「いいからこれをしろ」という。選手はとりあえずそれを試してみるけれど、うまくいかない。そうすると、選手は一層混乱し、自己効力感が落ちていく……。こういう例は、枚挙にいとまがありません。これはスポーツの世界に限ったことではなく、ビジネスの現場でも同じです。

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